下関市営中央霊園の普通区にて、奥様のご実家のお墓のお墓じまい工事

ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。下関市から北九州を中心に、お墓専門にお仕事をさせていただいております、天の石材の天野です。下関市営中央霊園の普通区にて、奥様のご実家のお墓のお墓じまい工事をさせていただきましたので、ご紹介いたします。

 

山口県下関市大字井田  下関市営中央霊園 普通区 お墓じまい 石種:G654

 

知人の方からお墓じまいをご相談いただきました。奥様のご実家のお墓だそうで、今後見る方がいないのでお墓じまいをしたいとご希望でした。まずはお墓の確認に向かいます。

 

ご相談のお墓は、下関市営中央霊園の普通区にありました。下関市営中央霊園は、新幹線の新下関駅から山手の方へ、車で15分ほどのところにあります。下関の市街地からは20分程度です。

まだ建てられてそれほど年月も経っていませんでしたし、広さは4㎡と立派なお墓ですが、知人の方はすでにお墓をお持ちで、こちらのお墓をみていくご家族様もいないということで、悩まれた末にお墓じまいすることにしたそうです。ご遺骨は、お寺様の永代供養納骨堂へ改葬されるとのことでした。お見積りをご提案して、お墓の解体工事をお任せいただけることになりました。

 

市役所の方へ改葬許可申請書をご提出いただいて、用意ができたとご連絡をいただいたので、解体工事に取り掛かりました。工事までにご家族様で閉眼供養を済まされて、ご遺骨の取り出しも終えられていました。お墓の解体は、基本的には上から順に取り外していきます。一番上の棹石と、水鉢を取り外したところです。

 

蓮華台や上台まで取り外しました。墓誌や周りの貼り石などもすべて取り外していきます。

 

お墓本体、墓誌などの取り外しが終わりました。次は、外柵や土台部分の取り外しに入ります。

 

周りの玉垣、門柱などを取り外しました。中央の開口部が納骨室です。その周りの石材もどんどん取り外していきます。

 

納骨室以外の周りの石材部分を取り外すと、コンクリートやセメントの部分を残すのみになりました。こちらもすべて解体して搬出します。

 

周りの既存の縁石は残し、基礎コンクリートまですべて取り除きました。くぼんだ部分に真砂土を入れて・・・

 

きれいに敷き詰めて工事完了です!

 

下関中央霊園では、真砂土は縁石の高さよりも少し下げて敷くように決められています。たくさん雨が降ったときにあふれてしまうのを防ぐためです。市への届け出は、使用許可書と返還届に施工前・施工後の写真を添付して提出します。今回はお客様とはLINEで連絡を取っていましたので、お写真をお送りして工事完了のご報告しました。「きれいになって安心しました」とホッとされたようでした。このたびは当社にお墓じまい工事をお任せいただき、ありがとうございました。

今回は、下関市営中央霊園でのお墓じまいの事例をご紹介しました。お墓じまいを検討されている方からのご相談でよくいただくのは、「お墓じまいしたいけど、どうしたらいいか分からない」というご相談です。初めて経験される方がほとんどなので、全体の流れや必要な手続きなど、何から何までどうしたらいいか分からないのは当然かもしれません。お墓じまいの流れとしては、ご遺骨の引越し先を探して、改葬許可申請書の作成と提出、閉眼供養等の宗教儀式、お骨の取り出し、お墓の解体工事などのほか、市営霊園の場合は市へ使用許可書と返還届の提出も必要です。市営霊園のお墓じまいでは特に、書類の作成や提出について不安に思われている方も多いようで、「作成を手伝ってもらいたい」「提出を代行してほしい」といったご相談も多いです。当社は、お客様のご事情やご状況に応じてできる限りのお手伝いをさせていただいていますので、お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。