下関市中央霊園の芝規格の洋墓(内垣石)へ、お墓の追加彫刻と色の入れ直しを行いました。

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下関市から北九州を中心に、お墓専門にお仕事をさせていただいております、天の石材の天野です。下関市中央霊園の芝規格の洋墓へ、お墓の追加彫刻と色の入れ直しを行いました。その際の様子をご紹介いたします!

【お墓の追加彫刻・文字色入れ直し施工前後のお写真】

 

今回のお客様は、インターネットにて当店のホームページをご覧くださり、ご相談くださいました。下関市中央霊園の芝規格にお墓があるとのことですので、区画番号等をお伺いし、早速現地へ確認に行って参りました。

 

こちらがお客様のお墓です。内垣石でつくられた洋型のお墓です。建立から26年経っていることもあり、文字の白色が落ちてしまっている状態です。

 

側面には建立年月日と、お施主様のお名前が彫刻されています。こちらも色が落ちてきていました。

 

下関市中央霊園の芝規格のお墓は、棹石の背面に戒名の彫刻をします。こちらの色も落ちてしまっていて、汚れも付着してしまっていました。

お客様に現状のご報告をさせていただきましたところ、お名前の追加彫刻とあわせて、落ちてしまっている色の入れ直しのご依頼いただきました。正式にご依頼をいただいた後、お客様へメールでお名前の誤字脱字が無いかのご確認をいただきました。(お手間を取らせてしまいますが、絶対に間違いがないように、事前にしっかりとご確認をお願いしております。)

工場へ石塔を持ち帰り、1名様分のお名前の彫刻と色の入れ直しを行いました。

お名前の色も綺麗に入れ直し、はっきりと見えるようになりました。棹石と土台の石の継目には、新しく目地ボンドが入れてあります。今回、クリーニングのご依頼はいただいておりませんが、当店で出来る限り綺麗に水洗いをさせていただいております。

 

側面の建立年月日とお施主様のお名前も、このように綺麗に色が入りました。

 

矢印の部分が、今回彫刻をさせていただいたお名前です。お客様には完成を現地でご確認いただきました。「彫刻だけでなく、色を入れ直す提案をしてもらって良かったです。新しいお墓みたいに綺麗になって嬉しいです!」というお言葉をいただきました。

白の文字色は、黒色を入れる時と違い、綺麗に色を入れるためには何回か塗り重ねる必要があります。丁寧に塗り重ねましたので、お喜びいただけて嬉しいです! また、一旦棹石を取り外してから再度据え付けていますので、石と石の継目の部分の目地ボンドが新しくなっただけでなく、その部分に溜まっていた水垢等も綺麗にすることができましたので、今後、以前よりも気持ちよくお参りいただけることと思います。

建立から時間が経過すると、建てた時には分からなかったお悩みが色々と出てくると思います。今まで大切に受け継がれてきたお墓を、今後も大切にお参りいただけるお墓にするために、どのようなお手伝いができるだろうかと、今後もしっかり考えて、お客様に喜びいただけるご提案ができるよう、頑張りたいです!